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Sitecore Personalize のタグを Google Tag Manager を利用して Haramizu.com で利用する

PersonalizeCustomer Data Platform

公開日: 2024-10-16

Sitecore Engage SDK の実装方法としては複数の手順がありますが、汎用性の高い Google Tag Manager を利用してサイトにタグを埋め込む手順を確認していきたいと思います。

コンテンツ更新

以下のページで最新の情報を確認してください


現在のところ、このブログサイトで利用しているライブラリは以下の通りです。

  • Next.js 14.1.0 ( App Router )
  • Tailwind CSS 3.4.1

実装方法の手順としては以下のページで公式文書が公開されています。

上記の条件であれば Engage SDK のパッケージを利用することは可能ですが、今回は Google Tag Manager で実装をします。

事前準備として

まず Google Tag Manager で必要となる値がいくつかあります。これを先に準備を進めていきます。

  • client_key_PLACEHOLDER
  • stream_api_target_endpoint_PLACEHOLDER
  • point_of_sale_PLACEHOLDER
  • cookie_domain_PLACEHOLDER
  • channel_PLACEHOLDER
  • language_PLACEHOLDER
  • currency_PLACEHOLDER

上記の項目は Sitecore Personalize の管理画面から取得することになります。

client_key_PLACEHOLDER

最初の項目の Client Key に関して、今回は Sitecore CDP の管理画面の右上、API Key のメニューを選択してください。

gatag01.png

下記の画面の Client Key を利用します。

gatag02.png

stream_api_target_endpoint_PLACEHOLDER

この値は上記で紹介しているページで endpoint 一覧が表示されています。今回は JP Region となるため以下の URL を設定することになります。

  • https://api-engage-jpe.sitecorecloud.io/

point_of_sale_PLACEHOLDER

今回は既存のサイトではないため、新しい Point of Sale を CDP に作成します。以下のように新しい値を準備しました。

gatag03.png

cookie_domain_PLACEHOLDER

この項目はオプションですが、haramizu.com を設定するために、値としては .haramizu.com を設定する形となります。

channel_PLACEHOLDER

チャンネルに関しては WEB を設定します。

language_PLACEHOLDER

言語に関しては今回は en と設定します。

currency_PLACEHOLDER

今回の通貨は JPY を設定します。

Google Tag Manager にタグを埋め込む

最初に紹介をしているコードをまずは カスタム HTML として埋め込みます。

gatag04.png

続いて、上記で取得している各種値を設定して保存をしてください。保存後、Google Tag Manager のテスト機能で配信ができているかを確認します。

gatag05.png

読み込みに成功しているので、このタグを公開します。

gatag06.png

これでタグが配信できました。今度はサイトにアクセスをしてみます。すると、開発者ツールを開くとエラーが出ている状況です。

gatag07.png

これは CORS のポリシーで許可されていないドメインにアクセスをしている、というエラーになります。Next.js の設定にて Content Security Policy を変更して、アナリティクスのデータが取れるようにします。結果、Site analytics にアクセスデータが表示されるようになりました。

gatag08.png

まとめ

今回は Sitecore Personalize のドキュメントから Google Tag Manager を利用してアナリティクスを取得できるように設定をしました。管理画面としては Sitecore CDP からいくつかのパラメータを取得している形です。このように、XM Cloud 以外のサイトのデータを取り込むときには、Engage SDK を利用することでデータを収集できるようになります。

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