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XM Cloud のコンポーネントウィザードの設定 - その 4 Dynamic placeholders

XM CloudHeadless SXA

公開日: 2024-10-08

今回は SXA Component Wizard の Behevior の中で最後の項目、Dynamic Placeholders の項目に関して確認をしていきます。

xmcsxacompwiz24.png

Rendering の設定を確認

このチェックをした場合、設定の違いとしては Experience Accelerator の設定の Other Properties に対して IsRenderingsWithDynamicPlaceholders が追加されて true になっている状況です。

xmcsxacompwiz25.png

この IsRenderingsWithDynamicPlaceholders はどういう役割をするのでしょうか?これは、コンポーネントが複数のプレースホルダーを含む場合や、プレースホルダー名が動的に生成される場合に使用されます。

通常はプレースホルダーは固定の名前を利用することになるのですが、ダイナミックプレースホルダーを利用することで、動的に重複しないプレースホルダーの番号を振って割り当てます。

今回作成をしたコンポーネントを2つ配置して、その2つの確認をすると以下のようになっています。

xmcsxacompwiz26.gif

実際に同じページでコンポーネントを配置して、それぞれ個別のデータソースを参照する際には、この IsRenderingsWithDynamicPlaceholders は有効にする必要があります。

  • Media
  • Link List
  • Promo
  • Rich Text
  • Column Splitter
  • Container
  • Row Splitter

Page Content と Navigation 以外はこの項目を有効にしているのが分かります。

まとめ

今回は短い説明でしたが、とはいえ重要な IsRenderingsWithDynamicPlaceholders の動作を紹介しました。コンポーネントを作成する際には、この機能を有効にするべきかどうかは意識をしましょう。アイテムのデータを持つタイプは、必須と考えてもいいかもしれません。

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