Sitecore の各種製品では様々なエリアで Webhook に対応しており、Sitecore Connect を利用してデータのやり取りができる仕組みとなっています。今回紹介をする Web サービスはテストなどで補完することができます。
Webhook.site について
サイトの詳細は以下のページで確認可能です。
このサイトのサービスとしては、Webhook で受け取ったデータに関しての後処理に関してのサービスを展開しています。サーバーを建てることなく、Webhook の処理に関して確認できる非常に便利なサービスです。
サイトにアクセスをするだけで、利用するための情報が一通り表示されるようになっています。
プランに関して
フリープランでは Webhook.site で用意される URL は 7 日間のみ有効で、継続して同じ URL を利用するためには有償プランにはいる必要があります。無料プランはあくまで体験できるだけ、という形というサービスですが、Webhook のデータを確認するためであれば無料プランでも十分可能なので、少し試してみたいと思います。
Sitecore Forms + Webhook.site
実際に連携して動作確認をしたいと思います。まず最初に Sitecore Forms で用意されているテンプレートを利用して、以下のようにフォームを作成します。
続いて webhook を追加しますが、認証なしで Web サイトに掲載されている URL をそのまま追加します。
作成をした Webhook を、Sitecore Forms と連携させます。
Test webhook でテストを実行します。
実行すると、webhook 送信の成功のメッセージが出ます。webhook.site のサイトに移動をすると、データを受け取っているため以下のように画面が切り替わっています。
まとめ
今回は webhook.site でデータを受け取るところまで確認をしてみました。受け取ったデータを加工して別のサービスと連携して、という形となると別の個別の実装が必要となるため有料プラン、もしくは Sitecore Connect や Workato などのサービスを契約するひつようがありますが、データのチェックであればこれで十分、という形でもあります。