コンテンツに関する情報を取得するために、今回は API キーを利用してデータを取得していきます。今回は2つのキーを作成して、データの取得に関して確認をしていきます。
API キーの作成
キーを作成するためには、Settings メニューから API Keys の項目を選択すると、以下のように何もキーが表示されない状況となっています。
Create API Key のボタンをクリックすると、以下のように Key の名前、およびタイプの確認が出てきます。まず最初に、Delivery の Type のキーを作成します。
Save ボタンをクリックすると API キーが表示されます。なお、このキーに関しては、この画面で表示されている間は取得できますが、一覧から取ることはできません。
ダイアログの左下に表示されている Open GFraphQL IDE をクリックすると、以下の URL から GraphQL に対してアクセスできるようになります。
もう一つ、Preview のキーを取得します。
同様にこのタイミングのみ取得できるキーとなるため、Copy して保存してください。なお、Preview のダイアログに表示される GraphQL IDE の URL は以下のようになっています。
API キーを利用してデータを取得する
Content Hub ONE で管理しているコンテンツについて、データを取得するための GraphQL のエンドポイントは以下のページで紹介されています。
今回はキーを2つ作成しましたが、エンドポイントが Delivery と Preview で異なる形です。まず、Preview API IDE にアクセスします。
画面にはエラーが表示されています。このエラーを回避するために、HTTP HEADERS を開いて、そこにキーを設定する必要があります。キーの記述方法は以下の Json に対して、上で取得したキーを入れてください。
{
"X-GQL-Token":"your-preview-api-key"
}
キーを設定すると、以下のように右側の画面からエラーの表示が消えました。
実際に左側の画面に、GraphQL query examples の Query を利用して以下のクエリを作成しました。
{
allBlog {
total
results {
name
id
title
description
}
}
}
結果として、以下のデータを取得することができました。
{
"data": {
"allBlog": {
"total": 2,
"results": [
{
"name": "Introducing Sitecore Composable DXP Products",
"id": "bthW8EnPU0-tdSeXOdMdSQ",
"title": "Introducing Sitecore Composable DXP Products",
"description": "Learn about the powerful features and benefits of Sitecore Composable DXP Products."
},
{
"name": "Introduction to the Blog",
"id": "jPUxNefHAkW31dYrXPwuUg",
"title": "Welcome to Our Blog",
"description": "Explore the latest trends, insights, and stories in our blog."
}
]
}
}
}
preview においては、Published および Draft のステータスのコンテンツを取得することができています。
次は Delivery の GraphQL の IDE に切り替えて、HTTP HEADERS に正しい値を設定します。そして Preview に向けて投げた同じクエリを利用して、結果を取得すると以下の Json データが返ってきます。
{
"data": {
"allBlog": {
"total": 1,
"results": [
{
"name": "Introducing Sitecore Composable DXP Products",
"id": "bthW8EnPU0-tdSeXOdMdSQ",
"title": "Introducing Sitecore Composable DXP Products",
"description": "Learn about the powerful features and benefits of Sitecore Composable DXP Products."
}
]
}
}
}
API キーとエンドポイントを切り替えることで、公開済みのコンテンツのみを取得することができました。
まとめ
実際に取得した Json のデータを見ると、下書き、公開済みという形でデータの取得が可能となっていることを確認することができました。次回は IDE ではなく Postman を利用してアクセスする方法を確認していきます。