Starter Kit ではいくつか標準では入っていない属性( Attribute )を利用しているため、必要な項目を Domain Settings で追加していきます。
Starter Kit を起動する追加設定
Starter Kit を動かすためにはいくつか追加の設定が必要となりますが、この手順は readme.md の中に記載されています。
この設定に関して、スクリーンショットも多めにブログ記事をまとめていきますので、3回に分けて手続きを確認していきます。今回は初回の Domain Settings となります。
Attributes の追加
クローラーが取得したページのデータに関して、属性をつけることができます。この属性を増やしたい際には、Domain Settings に含まれる Attributes を追加していきます。
今回は最初の項目として File Type を追加したいと思います。画面の右上にある + Attribute のボタンをクリックすると、以下のような画面になります。
左側には Settings / Use for Features のタブが表示されています。まずは Settings に関して、以下の項目に値を入れていきます。
項目名 | 値 |
---|---|
Entity | Content |
Display Name | File Type |
Attribute Name | file_type |
Placement | Standard |
Data Type | String |
Properties | Return in api response Available for rule & page hard filters Available for site context |
上記の設定が完了したところで、保存をして属性を追加していきます。
続いて Parent Url を追加します。
項目名 | 値 |
---|---|
Entity | Content |
Display Name | Parent Url |
Attribute Name | parent_url |
Placement | Standard |
Data Type | String |
Properties | Return in api response |
この File Type と Parent Url はしばらく先の紹介になりますが、PDF ファイルを扱う際に利用する形となります。
続いて最終更新日として利用する Last Modified の項目を追加します。
項目名 | 値 |
---|---|
Entity | Content |
Display Name | Last Modified |
Attribute Name | last_modified |
Placement | Standard |
Data Type | Timestamp |
Properties | Return in api response Available for Quick Look ( in CEC ) |
Last Modified の Use for Features は Search ranking、Sorting Options をチェックします。
項目名 | 値 |
---|---|
Entity | Content |
Display Name | Title |
Attribute Name | title |
Placement | Standard |
Data Type | string |
Properties | Return in api response Available for Quick Look ( in CEC ) |
Title の Use for Features に関しては多めになりますが、Personalization、Sorting Options、Textual Relevance、Suggestion Blocks をチェックします。
最後に Subtitle を追加します。
項目名 | 値 |
---|---|
Entity | Content |
Display Name | Subtitle |
Attribute Name | subtitle |
Placement | Standard |
Data Type | String |
Properties | Return in api response |
Use for Features に関しては、Personalize と Textual relevance の2つの項目をチェックしてください。これで属性の追加が完了となりました。
まとめ
今回は属性の項目を追加する形で完了しました。次回は、これらの属性に関して Starter Kit で動かすために、もう少し設定をしていきます。