Sitecore の新しい製品である Sitecore XM Cloud を日本市場でも販売開始となりました。従来から提供している Sitecore Experience Manager の SaaS 版であり、従来の製品の便利なところ、かつヘッドレスで利用することが可能な製品です。SaaS に展開するにあたって、SaaS として利用するためのツールをいくつか提供しています。まず関連するツールに関して紹介をしていきます。
コンテンツ更新
以下のページで最新の情報を確認してください
Sitecore Cloud Portal の提供
新しい管理画面となる Sitecore Cloud Portal は Sitecore が提供する製品を利用するにあたって最初にアクセスをするツールになります。ログインをすると以下のような画面が表示されます。
ポータルでは、ブログを記述する当日としては以下のツールにアクセスできるようになります。
- Invite team members
- XM Cloud Deploy
- Apps 一覧( 将来的には XM Cloud 以外のツールにもアクセスできるようになります)
Sitecore の SaaS を利用する際にはまずは Sitecore Cloud Portal にアクセスをするという形になります。
メンバーの管理
Admin のメニューをクリックすると、Sitecore Cloud Portal を利用できるユーザーを追加することが可能となっています。
左メニューには3つの項目が並んでいます。
- Team Members : 登録しているユーザー一覧を参照することができます
- Invitations : ユーザーを追加する際にはメールアドレスでアカウントを作成して招待メールを送信します。招待を送ったあと登録が完了していないユーザー一覧を確認することができます。
- Multifactor Authentication : 多要素認証に関しての設定が可能です
現在のところ、手元の検証環境に関しては主にユーザー管理の機能が有効になっているだけのため、ユーザーの追加、削除が可能という形です。個別のユーザーの権限を参照しにいくと以下のような画面となります。
例えば XM Cloud のプロジェクトに関してアクセスができるのか、関連アプリに関しても権限を設定することができるのか、などの権限設定をすることもできます。
まとめ
Sitecore Cloud Portal は Sitecore の SaaS の利用をする際の最初のポータルサイトになります。利用できるユーザー数や連携する SaaS のサービスなどは契約形態、サービスの違いによって変わってきます。