Sitecore コンテナを利用する上でよく引っかかるポイントをこのページに記載しています。今後、見つけたものは随時追加していきたいと思います。
イメージを削除する
プロジェクトで作っていたイメージを削除する場合は、以下のコマンドで削除されます。
PowerShell
docker compose down --rmi all --volumes --remove-orphans
システム全体のデータを削除する場合は、以下のコマンドで削除されます。プロジェクト単位で消すのが良いですが、個別に作るより必要になったらもう一度ビルドしちゃおう、ぐらいの勢いがある時はこちらです。
PowerShell
docker system prune -a
Box Drive などのクラウドドライブとの相性
Docker Desktop を利用する際には、Box Drive などのクラウド連携のツールを入れている際に、Docker for Windows が正しく動作しないことがあります。よくあるエラーメッセージは以下の通りです。
PowerShell
hcsshim::PrepareLayer - failed failed in win32 : Incorrect function. (0x1)
C:\Windows\System32\drivers\ の配下にある cbfsconnect2017.sys および cbfs6.sys などのファイルが影響を与えています。回避方法としては Box Drive を開発用のマシンにインストールしない、もしくは一時的に上記のファイルを削除して再起動する、などの手順が必要となります。
cbfs のドライバ自体は最新版では問題なく動作するようですが、まだ多くのクラウドドライブのツールで利用していないのが現状です。
停止と再起動
一度起動した環境に関しては、停止、再起動をすることで短時間で環境を立ち上げることができます。
停止の場合は
PowerShell
docker compose stop
再起動の場合は
PowerShell
docker compose up -d
となります。
エラーメッセージ
以下のエラーメッセージが表示される。
Plain Text
Error response from daemon: Unrecognised volume spec: file '\\.\pipe\docker_engine' cannot be mapped. Only directories can be mapped on this platform
これは docker-compose のコマンドが v2 に設定されていることが原因です。Docker の管理画面で、v2 をオフにしてください。
その他
公式サイトにもいくつか Tips が記載されています。